フロットのウェブマガジンTAGAYASU

2年前の経験を活かし、今回もつながる委員会を中心に受け入れ準備を行いました。
入り口すぐにあるホワイトボードにスペイン語で「ようこそ！」の文字を書いてお出迎えすると、現れたピラールさんは小柄でキュートな女性。

早速受け入れ担当者のマネージャーとプログラムを打ち合わせ、2年前同様自国（アルゼンチン）の食品を日本でPRするための企画を考えてもらう事にしました。
選んだ食材は「マテ茶」。
世界的メーカーでマーケティングを担当している力量を発揮し、ターゲットである日本人女性の観察から企画構築。
最終日のプレゼンテーションではカスタマージャーニーを取り入れた素晴らしい報告をしてくれました。

撮影の現場同行や印刷工場の見学も行い、滞在中開催していた山形ビエンナーレの見学へも出かけました。
更に山形の芋煮会、カラオケなど、時間外も交流の時間を持ち、22日には「世界の食文化を語る会」で日本語学校の先生たちと一緒に賑やかにアルゼンチンの料理も振舞って頂きました。

マーケターならではの感性で何にでも好奇心を持ち、山形の滞在を楽しんでくれたピラールさん。
私たちも海外研修の受け入れを通して「研修生の身になって考える、楽しんでもらう」という考え方が自然と身についてきました。