2024.09.26

え!「家事を手伝う」その意識が既にちがう!?
リベラルアーツ ×「ジェンダー平等を進めよう」

フロットで今期取り組んでいるリベラルアーツ支援。

社会課題を正しく捉えて考える力を身につけようという目的で、山形県主催の「多様性が尊重される社会づくり推進セミナー(3回シリーズ)」受講を推奨しました。

9月24日に第一回「ジェンダー平等を進めよう〜性別にかかわらず誰もが輝ける社会に向けて〜」が開催され、約10名が参加しました。

以下、参加者の感想を抜粋します。

S氏:「男の子は青、女の子はピンク」といった色の選択や「男性は仕事、女性は家庭」といった役割分担など、無意識なすりこみ(思い込み)・格差(ギャップ)など、「男性/女性はこうあるべき」というジェンダーによってどのような外見や行動をするか、どのような役割を担うべきかという考え方を学びました。ひとりひとりの人間が、性別・年齢・国籍にかかわらず、平等に責任や権利や機会を分かち合うことが大事だと思いました。

M氏:今回セミナーの中で、国別ジェンダーギャップ指数のデータなども確認でき、日本はまだまだジェンダー平等は進んでない現状を認識しました。進まない原因の1つに「内なるバイアス」が挙げられていましたが、男女だけではなく、性的マイノリティーも含め、皆が固定観念による内なるすりこみに気づく事も重要だと改めて感じました。

M氏:地方の人口流出が止まらない最大要因は仕事にやりがいがないという事実、ジェンダー平等の基盤ができているところに女性は吸い込まれていく、という話が衝撃的でした。そのために私達がやっていかなければならないヒントもいろいろいただきました。

S氏:性別による役割分業の意識改革は進んでいるが、現実とのギャップがまだまだ大きいと認識しました。ジェンダーに関する知識が必要で、固定観念や偏見に対して意識的に取り組むことが必要だということを学びました。

I氏:家事を手伝う? 手伝うという思想からして間違えている事に気づかされました。いろんな場面でジェンダー平等という言葉を聞くことが多くなりましたが、本当の意味でのジェンダー平等はまだまだ浸透していない状況を認識しました。


日々の仕事や家庭で、今回学んだメンバーがひとつひとつ実践していくと、周りにも自分にも生きやすい優しい空気に変わっていきそうですね!(ワクワク)