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10月12日、第9回となるスタジオたねを開催いたしました。昨年に引き続き、弊社スタジオにて、リアルでの開催をすることができました。

今回も様々な業種や地域から多くのお客様にご参加いただき、とてもありがたく思っております。

今回のセミナーのテーマは「成長するシニア市場とマーケティング戦略～消費の変化と未来を見据えたチャンスを探る～」でした。

第一部は「講義」として、前半はFLOT伊豆田係長より「山形県の人口減少と将来予測」についての話をして頂きました。山形県の人口減少について、数値的な面からの講義だったため、人口減少は間違いなく進んでいるのだと実感する内容になっておりました。

後半は、講師に株式会社日本SPセンター　シニアマーケティング研究室プランナー石山温子様をお招きし、会場とリモートで繋ぎ、「現代のシニアの実像と今後～主にシニアマーケティングの視点から～」というテーマでご講義をしていただきました。

シニア市場と一括りにするのではなく、「アクティブシニア」「ディフェンシブシニア」「ギャップシニア」「ケアシニア」という4つの類型に分け、それぞれのニーズや価値観にあった提案が必要であるということ、シニア市場は今後、ますます拡大していく市場であり、多くのビジネスチャンスがあるという内容でした。

遠方とのリモートでしたので、心配していた電波の不調や音声トラブルもなく、当日はスムーズに講義を開催でき、スタッフ一同ホッとしました。

その後の第二部では、前半に弊社で実際に行ったお客様への提案事例を紹介させていただきました。FLOTで実際に行っているシニアマーケティングの提案内容をご紹介し、弊社の取り組みを知っていただく機会となったと思います。

後半は、参加いただいた皆さまにグループワークをしていただきました。

「若者ターゲットの(多く集う)お店をシニアターゲットにしてみよう」というテーマで実存する店を題材にし、ディスカッションをしていただきました。一人では思い浮かばないような考えや、なるほど～と驚くアイディアが次々発表され、会場は大変盛り上がりました。参加された皆様より、今回のテーマである「シニアマーケティング」が自社の現状や時流にマッチした様で、大変参考になったとの感想を多くいただきました。

「スタジオたね」は次回でVol.10となり、何か特別なことは出来ないかと考えているところです。

引き続き、地域の皆さまのお力になれるセミナーを目指し、次回の開催に向け準備を進めてまいります。